■2021年10月14日 「旧暦 重陽の節句」オカリナが誘う朗読の世界 吹田歴史文化まちづくりセンター 浜屋敷 |
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大橋文江先生(朗読工房主宰)の地元吹田市で毎年開催される、ファンの方で申込み予約が受付開始間もなく、満席・予約待ち状態になる大人気の催しです。
わたくしも出演させていただくのが、3年目になりました。
毎年重陽の節句に相応しい物語を、大橋先生が選ばれることと、菊酒が振る舞われることで、この時季をゆっくり楽しめる貴重な時間だといつも思います。
コロナの影響がまだまだありますが、皆さまと共有できるこのような機会を、大事にしていきたいと改めて感じました。
そして、ご一緒させて頂くご縁をくださる大橋先生に、感謝しています。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2021年10月17日 記 |
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■2021年2月7日 「salon de Aria vol.4」松栄堂薫習館 KARANIHALL |
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昨年からスタートした「salon de Aria」を、今年も継続して参ります。
今年最初の公演を無事に終えました。
コロナ対策を厳重にして取り組むことにも、意識を強く持って続けています。
お客さま・会場の松栄堂さま・ゲストの方々にもご協力いただいたおかげさまで、無事に続けてこられました。
皆さまに 心から感謝申し上げます。
スタッフの皆にも、細部に亘る気配りに感謝しています!
一部、朗読工房・大橋文江氏と京都を舞台にした物語「大納言と陰陽師」を、「かたりしらべ」でお聞きいただきました。
二部、オカリナソロで春をイメージした曲から初め、続いてチェロ奏者・日野俊介氏とオカリナとの珍しいデュオで演奏しました。
一部のお香は【芳輪】シリーズの『堀川』、二部は【シアン ドゥ】シリーズの『ラベンダー』を焚いていただきました。
一部はまろやかな、二部はうっとりする華やかな、それぞれの香りから世界が変わるような空間になりました。
改めて、耳にすることと、香りを楽しむことが 引き立てあうことを感じる時間となりました。
こころが沈むような状況の中で、そのことと日々闘っておられる方も少なくないと思います。
ささやかなひと時ではありますが、どのような時にも少しの幸せを感じられる場を提供して ご一緒したいと思います。
早く次回開催のご案内ができるよう、状況を見ながら進めてゆきます。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2021年2月11日 記 |
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■2020年11月15日 鈴江先子オカリナ演奏活動20周年特別公演「salon de Aria vol.1」 松栄堂薫習館5F
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今年の大切な企画、全三回が無事に終了いたしました。
コロナ禍で開催ができましたことに、心から感謝申し上げます。
今回は、講演ゲストに松栄堂ご主人・畑正高氏、演奏ゲストは和歌弾き謳いの阿武野逢世氏をお迎えいたしました。
「salon de Aria」は、短期間でのシリーズという初めての企画で、わたくしが長年やりたかったことを実現しました。
シリーズを通して、ご出演くださったゲストの皆さま、会場をお貸しくださった松栄堂様、松栄堂薫習館・松栄堂本店の皆さま、
お運びくださったお客さま、そして わたくしを支えてくれたサポートメンバーとスタッフの皆さん!本当にありがとうございます。
コロナの影響で延期になった第三回目が「salon de Aria vol.1」になり、vol.2のスタートから企画内容が変わってしまいました。
いろいろなことが起こる中で、自分自身が伝えたいことがよりはっきりしてきて、思いをきちんと伝える会にしたいと強く思って進んできました。
コロナの影響は大きく、開催することが大変厳しい状況になりましたが、文化庁芸術活動の継続支援事業に採択していただけました。
この採択のおかげさまで、無事に開催し終了できましたことを皆さまにご報告いたします。
また、今年のコロナ禍での活動は、新しいことにたくさんチャレンジして参りました。
今回の「salon de Aria」は、初めての動画配信やPV制作にTV番組収録と、映像スタッフの方のお力をたくさん借りました。
今までの活動スタイルだけで発信していくのは難しく、今後の活動範囲を広げる契機になりました。
20周年がいろいろなことを考えさせられる年になり、しっかり向き合ってきたことで、今後がますます楽しみで力が湧く気がいたします。
わたくしを応援してくださっている全ての方からのお力を今後の励みにして、活動内容を充実させて継続して参ります。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2020年11月23日 記 |
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■2020年9月6日 (日)「salon de Aria vol.3」 松栄堂薫習館 KARANI HALL |
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講演ゲストは写真家溝縁ひろし氏で、京都を代表する街・祇園で日本の伝統文化を守りながら生きる芸妓・舞妓を録り続けておられるお話を中心に、
普段見ることができない場面の写真と共にご講演いただきました。
溝縁氏とは、30年以上続くご縁で、今まで何度も美しい写真展にお伺いしてきましたが、今回も美しい写真がたくさんありました。
著作権の関係で、溝縁氏の写真を載せることができず、とても残念です。
今回はその美しい写真の中でも、わたくしが大好きな風をイメージする写真に合わせて、オカリナで即興演奏させていただきました。
溝縁氏の風の風景には、ずっと昔から惹かれてきました。
演奏ゲストは、京都市出身のジャズギタリスト山口武氏で、心地よいジャズギターとオカリナとの共演をお楽しみいただきました。
山口氏には、2012年制作CD「手毬」を一緒に作っていただいたご縁です。
それ以後何度かご一緒させていただき、今回もとても楽しい演奏時間でした。
前回以上にコロナ対策には配慮し、入退場時に制限するなど、お客さまにもご協力いただき感謝しております。
おかげさまで無事に終えることができました。
「salon de Aria vol.1」は、コロナ禍 11月15日(日)に延期となっておりますが、予定通り開催いたします。
京都をいろいろな角度から感じてお楽しみいただく特別の会、シリーズ最終回でございます。
皆さまのお運びを、お待ち申し上げます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2020年9月15日 記 |
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■2020年7月15日 千本ゑんま堂 引接寺 「風祭り・ 梶の葉祈願」ご奉納演奏 |
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千本ゑんま堂の「風祭り」夜間特別祈願会が今年も開催され、今日は最終日で演奏させていただきました。
今年はコロナの影響で、皆さまにはご本堂へお上がりいただけませんでしたが、風鈴が鳴る境内でゆっくりされたことと思います。
お香の香りに心が安らぎ、その中で庵主さまに祈願していただいた、願い事を書いた梶の葉を吊るします。
わたくしの夏の行事の一つ、京都を感じる「梶の葉祈願」を無事に終えられたこと、ご奉納演奏させていただけたことに、感謝いたします。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2020年7月15日 記 |
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■2020年6月28日 鈴江先子オカリナ演奏活動20周年特別公演「salon de Aria vol.2」 松栄堂薫習館5F |
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オカリナ演奏活動20周年企画のシリーズが、ようやくスタートできました。
緊急事態宣言解除後初めての演奏会、関わってくれるスタッフも含めて、久しぶりの本番になりました。
開催できるだけでもこんなにも有難いことだと感じる、大事な会でした。
この状況の中でお客さまがたくさんお越しくださったことも、本当に有難いことです。
準備の中では今までとは違うことが多くあり、今回の開催は大きな何かを与えていただいた貴重なものになりました。
空間を香りで浄化してくれる「お香」のご講演をいただきました畑正高さま、
ウードが奏でる音楽で「アラブの香り」を味わわせてくださった常味裕司さま、本当にありがとうございます。
オリジナル曲の想いを深く汲み取った音づくりをしてくれた サポートメンバーの 森勇太(Bass)鈴江かい(Keyboard)、
若い力でイメージを広げて楽しい音楽を作ってくれてありがとうございます!
皆さまの温かいお心がいっぱい広がった会になりました。
ご協力いただきました多くの皆さま、ご出演の皆さま、そしてお越しくださいました皆さま、こころから感謝申し上げます。
次回 9月6日vol.3 は 講演ゲスト/溝縁ひろし氏・演奏ゲスト/山口武氏 を お迎えします。
今回と違う空気をお楽しみに、ぜひお運びくださいませ。
お待ち申し上げます。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2020年7月1日 記 |
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■2020年4月3日 ラジオ関西「原田伸郎のびのび金ようび」 |
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原田伸郎さんに、わたくしの20周年記念の「salon de Aria」の告知、オカリナのお話をしにいらっしゃいと言っていただき、
番組でお話させていただくため、久しぶりに神戸へ行ってきました。
わたくしの会「salon de Aria」の開催は、第一回目4月分が 11月15日(日)へ 延期となり、そのご報告をさせていただきました。
一回目の講演テーマ「お香」に関して、松栄堂のお香で伸郎さんのお気に入りの香りや、京都の日常の中でのお香のことなど話していて、
普段の生活のことでも「京都らしい」と感じてくださるのだと実感しました。
生放送で時間のことなどわからないまま、オリジナル曲「悠久のこころ」を演奏させていただきました。
もし急に吹くことになったら・・と考えていた曲がお話の流れに合わなかったので、慌てて決めた曲でした。
そして、伸郎さんにわたくしのオカリナでお届けしたいと思った原田伸郎のオリジナル「Sakura」を、簡単に録音して持って行きました。
流れてきた曲を聞いて、初めは
何かな・・んん・・?
という感じでしたが、自分の曲だと気づいて、とても喜んでくださいました。
良い曲や~~
とおっしゃっていました!(笑)
収録が終わったら、早速聞いてくださった皆さんからメールがあり、楽しんでくださったようでホッといたしました。
皆さんからの感想でも、伸郎さんの「Sakura」は大好評で嬉しいです♪
伸郎さん、ありがとうございます。
「salon de Aria」しっかり成功させます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2020年4月4日 記 |
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■2019年11月25日 北野天満宮もみじ苑ライトアップ 紅梅殿 ご奉納演奏
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北野天満宮でのご奉納演奏が、今年で10年目になりました。
毎年演奏させていただき、続けさせていただいていることに、改めて感謝申し上げます。
陽が落ちてゆく境内の静かな様子に、心が落ち着く贅沢な時間です。
初めて御本殿から演奏させていただいた時の不思議な感覚、「遠く空間がつながりそれは時の流れもつながっている」
そんな感覚に包まれたことを、今年も感じました。
今年は令和元年、わたくしは先日京都観光おもてなし大使の任命を受け、新しい時代に新たな任命をいただき、
たくさんのことを感じながら演奏させていただきました。
そんな演奏をお聞きいただきたくご案内したところ、京都国際観光大使のケイコ ネルソン氏がお越しくださいました。
長年アメリカにお住いのケイコさんに、久しぶりの京都の紅葉をお楽しみいただけて嬉しかったです。
広い世界でご活躍のケイコさんのお話をいろいろ伺いました。
わたくしもしっかり京都から発信し続けて参ります。
来年も、北野天満宮もみじ苑のご奉納演奏を願っております。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年11月29日 記 |
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■2019年11月4日(月・祝) 京都府庁旧本館観芸祭 旧議場「鈴江先子とAriaの仲間たち 秋のオカリナコンサート vol.7」 |
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Ariaの恒例となりました秋のコンサート、今年は22名の参加者で、例年より多いメンバーの演奏を会場いっぱいにお越しくださったお客さまにお聞きいただくことができました。
座席は詰め詰め状態で申し訳ありませんでしたが、温かなお客さまからの空気が会場に広がるコンサートになりました。
本当に有難く、しあわせな一日でした。
Ariaの出演メンバーの意識は年々高くなり、目指す曲の完成度合いは難しくなり練習も大変になるのですが、お一人ずつそれぞれの目標に向かっているので、皆さん本当に楽しんでくださっていると思います。
コンサートの度に有難いと思うのは、Ariaの演奏を温かく優しい心で聞いてくださるお客さまが、毎回たくさんお越しになることです。
メンバーからのご案内の気持ちを受け止めてお運びいただき、本当にありがとうございます。
これからも、どうぞ応援して見守ってくださいませ。
今年初めてお越しくださった方は、来年の成長ぶりを又お聴きいただけたら、と願っております。
応援してくださる皆さまのおかげさまで、来年の良い演奏を目指して一年レッスンに励むことができます。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
Ariaのレッスン生の皆さん、楽しい一日をありがとうございます。お疲れさまでした。
そして毎年サポートしてお力を貸してくださる福井秀彦さんには、Aria一同心から感謝しています。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年11月9日 記 |
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■2019年11月3日(日) 京都府庁旧本館観芸祭 旧議場 「鈴江先子のかたりしらべ 大橋文江さんを迎えて vol.5」 |
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朗読・オカリナ・パーカッションをお楽しみいただくわたくしの府庁での「かたりしらべ」は、五回目になりました。
令和元年の「かたりしらべ」オープニングとして、今年作った「曙」を演奏いたしました。
続く今回の朗読は、京都に因んで小泉八雲の「鏡の乙女」。
少し怖い場面のパーカッションの効果は抜群で、普段目にすることがない楽器を聞かせていただけるお話でした。
「かたりしらべ」は落ち着いて時間を過ごしていただける空間で、年々お客さまが増えてとても有難いことです。
大橋文江さんの素晴らしい朗読と、オカリナ・パーカッションの音楽とのコラボを、来年もぜひお聞きいただきたいと思います。
演目によって違う音づくりをわたくし自身も楽しませていただいています。
お越しくださいました皆さま、府庁の皆さま、ありがとうございます。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年11月8日 記 |
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■ 2019年11月3日(日) くみやま夢タワー137点灯式 久御山町中央公園 |
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久御山町制施行65周年を記念した事業の一環で、久御山中央公園を会場に、舞台ステージやくみやま商工会フェスタ、クロスピア市、
企業出店、マルシェなどのイベントとともに、カウントダウンによるKBS京都ラジオ電波塔「くみやま夢タワー137」のライトアップを実施されました。
わたくしは、点灯式直後のステージ演奏でした。
サポート演奏でパーカッション / 福井秀彦さんにご一緒していただきました。
「くみやま夢タワー137」の電波から各地へ思いが届きますことを願って、最初にオリジナル曲「時空を翔けて」を演奏いたしました。
クロスピア市、マルシェ、そしてくみやま商工会フェスタで盛り上がり、多くの方が家族で参加されていました。
子どもたちも楽しんで、元気に遊んでいる賑やかな会場でした。
2017年お茶の京都のエリアイベント「カブキモノ茶宴」で 久御山町役場の黄金の茶室横で演奏、今年の夏は平和祈念ロビーコンサートをさせていただき、久御山町とはご縁をつなげていただいています。
信貴康孝町長、中村繁男副町長を始め、久御山町役場の皆さまにも大変お世話になりました。
オカリナの音を聴いていただく機会に、心から感謝申し上げます。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年11月7 日 記 |
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■ 2019年10月29日 京都府庁旧本館の夕べ 「令和ライブ」 |
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旧本館の夕べは、去年から始まり第二回目でした。
足元の灯籠・真っ暗な夜の建物をライトアップ、本当に美しい場面です。
1部「令和」を始めオリジナル曲のライブ、2部筑前琵琶の谷口旭佳さん、3部お琴のるりまろデュオのお二人。
3部とも違った味わいでお楽しみ頂けたと思います。
わたくしたちは、今年の夏に北野天満宮のご奉納演奏で発表した「令和」という楽曲を、改めて皆さまにお聞きいただくためのライブでした。
阿武野逢世氏の作品で、歌詞の和歌は日本語の美しさを伝える、とても意義のあることだと思っています。
そしてその言葉の美しさを、はっきりと表現して歌っておられるのが、山口レイヤさんです。
ユニークな3人の組み合わせですが、気持ちは「令和」という曲を一つにする想いでつながっています。
わたくし自身は、令和元年からこれからを祈念して「曙」という曲を発表しました。
これは、万葉集の1884・1885の歌を添えさせていただいています。
1884 冬過ぎて春し来れば年月は新たなれども人は古りゆく
1885 物皆は新たしきよしただしくも人は古りにしよろしかるべし
新たな令和を迎えて、これからを新たなこころで進みたい、そして先人からの学びを活かして行きたい、という想いを込めています。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年11月6日 記 |
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■ 2019年10月7日(月) 浜屋敷 旧暦重陽の節句 オカリナが誘う朗読の世界 |
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吹田市・吹田歴史文化街づくり協会主催の会に、朗読工房 大橋文江先生の朗読とご一緒させていただきました。
大橋先生の地元・吹田市にある浜屋敷は初めてで、行く前からとても楽しみにしていました。
立派な古民家を改修された 浜屋敷(正式名称 吹田歴史文化まちづくりセンター)は、吹田市と市民の方で作られたそうで、
市民の皆さんが集われる素晴らしい場所で演奏させていただき、本当に嬉しく思っています。
9月半ば、初めて打ち合わせに行った時には、裏のお庭の端に彼岸花が咲き、赤とんぼが飛んでいて嬉しい気持ちになりました。
建物の中はゆったりとしていて、広い空間を感じる畳のお部屋が気持ちを落ち着かせてくれました。
わたくしのHPではご案内する間もなく予約受付開始すぐに、定員となりキャンセル待ちのお客さまが大勢いらした大好評の会でした。
この会に参加できなかった大橋文江ファンの皆さまに、ぜひ11月3日(日)京都府庁観芸祭にお運びいただきたいと思います。
新しい演目を大橋先生とオカリナの音で、また違う世界としてお楽しみいただきます。
京都の秋を楽しみにお越しくださいませ。
お待ち申し上げます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年10月18日 記 |
■ 2019年6月7日8日9日 千鳥百年上映会 オカリナライブ |
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2017年の田中千鳥生誕百年で、鳥取県鳥取市と気高町浜村での「千鳥百年」上映会で演奏して以来、5月25日に倉吉市で演奏して参りました。
そして今回鳥取以外で初めて、わたくしのいる京都での上映会となりました。
京都の方々に見ていただける嬉しい機会でしたが、大阪・兵庫や神奈川など遠いところからもたくさんの方がお見えになりました。
本当に有難いことです。
三日間1日3回のオカリナ演奏と上映でした。
制作側の映画ファンの方々に、セットになっているオカリナ演奏をどのようにお聞きいただけたのか、とても気になっています。
千鳥応援団として、こころを伝えるように演奏いたしました。
「田中千鳥」のファンが増えることを願っての上映会です。
今後も各地で上映会を開催し、千鳥の詩が広がってゆくことを願っています |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年6月14日記 |
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■ 2019年(令和元年)6月2日(日) 京都市考古資料館 オカリナコンサートとイラストといろは丸 |
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「オカリナコンサート」と、イラストと音楽でお届けする「幕末維新」と、「坂本龍馬のいろは丸の講演」の三部構成でした。
一部オカリナでは、福井秀彦氏のパーカッションでサポートしていただきました。
去年考古資料館で発表した「縄文」(前田館長手作りの陶塤を使用させていただきました)から、坂本龍馬の和歌を歌にしたものまで
広い時代の中で、皆さまご存知の曲も交えてお楽しみいただきました。
土の響きと考古学とのご縁がまたつながって、今日も嬉しい一日となりました。
坂本龍馬の歌は、昨年発表した「龍詠」という、坂本龍馬とお龍さんが作った和歌にメロディーがつけられた阿武野逢世氏(福井秀彦氏)作曲の歌です。
オカリナコンサートでは珍しく、歌ものをご披露いたしました。
日頃から、美しい日本語のイメージを音に表すことも考えているので、言葉で直接お伝えできる歌はお客さまに伝わりやすいので嬉しいです。
新鮮な歌、大好評でした!(福井さん、お疲れさまでした。)
二部は、京都府庁観桜祭でも発表しました、ながたみどりさんのイラストで絵本風に見る「幕末維新コラボ~都を駆け抜けたサムライたち~」です。
観桜祭ではなかった、いろは丸衝突のイラストなど、今回はながたみどりさんのイラストが増えて、見ごたえのあるものになりました。
わかりやすいイラストでのお話に、皆さま楽しんでいただけたようです。
映像でいつもお世話になっている飯田和子さん、ありがとうございます。
三部は、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所の吉崎伸氏の講演で、テーマは「坂本龍馬のいろは丸」でした。
吉崎氏は水中考古学調査をされているので、なかなか聞くことができない貴重なご講演内容でした。
ご参加いただいたお客さまは、興味津々でお聞きになったようです。
盛りだくさんの内容の一日でした。
お運びいただきました皆さま、ありがとうございます。
そして企画してくださったNPO平安京の池内一博さま、考古資料館の皆さま、出演者の皆さま、ご一緒させていただき感謝申し上げます。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年6月5日記 |
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■ 2019年3月24日(日)京都府庁観桜祭 鈴江先子の「かたりしらべ」とオカリナライブ vol.5 府庁旧議場 |
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今年は暖かな日が多く、桜の開花宣言が早かったものの花をつけている桜はまだ少し、これからが楽しみな観桜祭になりました。
演目は、2017年に発表した生誕100年『田中千鳥』の詩を、改めてご紹介するものでした。
わたくしの「かたりしらべ」で取り上げている詩のほかにも、たくさんお聞きいただきたく思い、朗読工房のメンバーの皆さまに応援していただきました。
たくさんの朗読をお聞きいただけるということで、多くの朗読ファンの方にもお運びいただき、満席になりました。
お越しいただきました皆さま、ありがとうございます。
千鳥の詩に関心を持ってくださった方は、「千鳥遺稿」にすべての作品が載っていますので、ぜひ読んでみてくださいませ。
情報はこちらからどうぞ!https://tanakachidori.org/
今後数年、没後100年までに田中千鳥のファンを増やして行きたいと思います。
後半は、わたくしのオカリナミニライブの時間。
春を感じる曲を演奏させていただきました。
桜はまだ楽しめるほどではありませんでしたが、会場いっぱいのお客さまの温かい空気の中で、しあわせなひと時をご一緒いたしました。
出演いただきました朗読工房の大橋文江先生を始め、「かたりしらべ」の松尾佳世子さん、
詩の朗読では大嶋美奈子さん、近藤摩耶さん、竹田佳寿子さん、中村喜久美さん、永井繁代さん、成田一子さん、前田ひとみさん、松本貞子さん、見谷民江さん、音響/サポート演奏の福井秀彦さん、
皆さまお世話になり、ありがとうございます。
府庁スタッフの皆さまにも、大変お世話になりました。
おかげさまで、今年の観桜祭も楽しく無事に終えさせていただきました。
皆さまに、こころから感謝申し上げます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2019年3月27日記 |
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■ 2019年3月24日(日)京都府庁観桜祭 ながたみどり×鈴江先子 幕末維新コラボ 府庁旧議場 |
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ながたみどり/イラストと福井秀彦(パーカッション)鈴江先子(オカリナ)の音楽で「京都を駆け抜けたサムライたち」を発表しました。
紙芝居風にしたイラスト映像で、イラストを迫力ある場面などに作ってくださった飯田和子さんとの四人のチームです。
昨年、観芸祭で初めて発表しましたが、人気のある時代なので今回再演しました。
京都の歴史に残るお話を、ながたさん独自のイラストで、わかりやすく楽しんでいただくものです。
今回お越しいただけなかった方にも、6月に京都市考古資料館で公演しますので、ぜひお運びいただきたいと思います。
改めてわたくしのHPでご案内させていただきます。
京都府庁スタッフの皆さまには、たいへんお世話になりありがとうございます。
ながたみどりさん、福井秀彦さん、飯田和子さん、お疲れさまでした!
ocarina奏者 鈴江 先子 2019年3月28日 記 |
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■ 2018年11月8日(木)『子どものためのお茶会(おちゃえ)』 宇治市 こざくら幼稚園 |
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幼稚園でのおちゃえは、三年目になります。
2回、3回とおちゃえを経験してくれた可愛らしいオーディエンスが何人もできました。
保護者の方も、回を重ねて今回たくさんお見えくださいました。
着物で行った1.2回目ですが、オカリナを吹いている着物姿のわたくしを園児の誰かがが作ってくれたそうで、
今日行ったら飾ってくださっていました!(いい雰囲気ですごい!)
おちゃえは、
1.オカリナの音を楽しむ。
2.オリジナルの物語を「かたりしらべ」で聞く。
3.オカリナのメロディーに合わせて、歌を歌う。
4.お茶のことを知って、淹れ方を見たり、味わったりする。
という内容で、地元の宇治茶を知ることと、音楽やお話を聴く機会にしています。
自作物語を朗読工房/松尾佳世子さんに、音響と打楽器演奏では福井秀彦さんにご一緒していただいています。
4.のお茶を実際に飲むまでには、お茶の葉を見たり香りを知ったり、ペットボトルではないことを経験してもらっています。
「いい匂い~!」とか「おいしい~!」というかわいい声が聞こえてきます。
日本茶を急須で淹れることが、日常生活の中で子どもたちにとって自然な事になってくれると嬉しいです。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年11月8日 記 |
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■ 2018年11月4日(日) 京都府庁観芸祭『鈴江先子と Aria の仲間たち 秋のオカリナコンサート vol.6 旧本館旧議場 |
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今年の秋も、旧議場でコンサートをさせていただき、満員のお客さまにお越しいただきました。
立ったままでお聞きくださった方が何人もあり、申し訳ありませんでしたが、大変有難く思っています。
Ariaのレッスン生は現在27名ですが、その中の14名出演で、初めて参加してくださった方が4名ありました。
毎年「秋には観芸祭で演奏すること」が皆さんの目標の一つになっています。
そして今年は、初参加の方も含めて、お客さまに楽しんでいただく演奏を目指して練習してきました。
自分のことで精一杯になるのですが、その中でもコンサート全体を皆で作る気持ちを全面に、実行委員会を中心に準備して参りました。
わたくしもオープニングにアンサンブルメンバーとの演奏、エンディングには出演者全員とお客さまの歌声と一緒に演奏して、大変楽しいコンサートになりました。
お越しくださった方から、喜んでいただけた感想をたくさん聞かせていただき、とても嬉しい気持ちです。
6回目になりますが、毎年お越しくださる方も多く、そんな応援に本当に感謝しています。
6回を通じて、音響でお世話になっている福井秀彦氏には、Ariaメンバー一同心からお礼申し上げます。
また府庁職員の皆さま、準備期間から当日まで本当にありがとうございます。
皆さまのおかげさまで、今年も意義深いコンサートの一日になりました。
Ariaのメンバーと共に、次のステップへと進んで参ります。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年11月8日 記 |
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■ 2018年10月27日(土) 府庁観芸祭「かたりしらべ」 旧本館旧議場 |
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朗読工房/大橋文江先生との府庁での「かたりしらべ」は、4回目となりました。
今回の演目は、観芸祭のテーマである明治150年に合わせた物語を選んでくださいました。
山本周五郎作『菊の系図』です。
物語の面白さというのは、一人で読書することと、朗読で聞かせていただくのでは全く違う面白さがあると思います。
今回の作品で、改めてそのことを感じました。
物語のイメージを広げられるような音づくりを、これからもっとしたいと強く思った今回の「かたりしらべ」でした。
お越しいただきました皆さま、本当にありがとうございます。
終わってから皆さまとお話しできましたことも嬉しかったです。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年11月6日 記 |
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■ 2018年10月27日(土) ながたみどり×鈴江先子 幕末維新コラボ ~京都を駆け抜けたサムライたち~ |
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今年初めて春の観桜祭で、ながたみどりさんのイラストとコラボし、二回目の発表になります。
今回は、幕末維新のイラストを絵本風にして、ながたさんのお話と共に進められ、わたくしのオカリナと福井秀彦さんの打楽器で、絵の情景を表す音(曲)を入れました。
ながたさんから、音を入れる箇所とイメージをお聞きして作りましたが、ながたさんのイメージを音で表現するのは難しいことで、時間をかけて制作できたら・・という思いがあるので、次の機会にはもっと良い音づくりができていると思います。
映像は、前回同様飯田和子さんにご協力いただき、素晴らしいスライド絵本になっていました。
発展させて良いコラボにしていきたいと思います。
次回をどうか楽しみにしてくださいませ! |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年11月6日 記 |
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■ 2018年10月24日(水)京都府庁旧本館の夕べ 『龍詠ライブ』 |
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『龍詠』というのは、坂本龍馬とお龍さんが作った和歌を曲にしたものです。
和歌を弾き謳いされている阿武野逢世さんが作曲され、歌を山口真衣花さん(若いチャーミングなシンガーです!)が歌われ、わたくしがオカリナで参加した楽曲です。
7月23日に制作発表し、明治150年をテーマにした府庁観芸祭の夜のイベントの中で、再度ライブをしました。
旧本館の夕べは、重要文化財である府庁旧本館に、仕事帰りの方にも足を運んでいただけるように企画された夜のイベントです。
竹灯籠でライトアップされ、夕暮れからスッと日が落ちて暗くなる旧本館の周りが、とても良い雰囲気でした。
来年も開催されたら、どうぞ参加してみてくださいませ。
秋の夜、静かなひと時を楽しんで・・・♪ |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年11月6日 記 |
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■ 2018年9月14日 大橋文江 朗読のひととき「浪花と江戸の物語」 吹田市民会館メイシアター |
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メイシアター主催の、朗読工房/大橋文江先生の朗読会に出演させていただきました。
今回の演目は江戸を舞台にした物語、藤沢周平の「虹の空」です。
藤沢周平は人気の作家で、今回の朗読許可が下りるのにも時間がかかったそうです。
朗読は、多くの方々が取り組んでおられるものの一つです。
朗読される方の声や表現で、同じ物語でもずいぶん違ってくるように思います。
その中へ効果的な音を組み込んでいきたい!と思いながら、いつも音づくりしています。
「虹の空」は、朗読では長編だったと思います。
長いお話の中で、情景が浮かぶような時間になっていたら嬉しいです。
今回は、演奏の時間もいただき、パーカッションで出演されました福井秀彦氏にギター演奏をしていただき、
最新作の「縄文」~「土への祈り」、そして季節に相応しい「赤とんぼ」を演奏いたしました。
前日リハーサルの時に、メイシアターの舞台監督さんが『珍しく赤とんぼが裏でたくさん飛んでいました!』
とおっしゃって、嬉しい気持ちになりました。
大橋文江先生、朗読工房の皆さま、メイシアターのスタッフの皆さま、お世話になりました。
ありがとうございます。
そして、お越しくださいました皆さまに、感謝申し上げます。
大橋文江先生には、京都府庁観芸祭でわたくしの「かたりしらべ」で、10月27日にご一緒していただきます。
京都府庁観芸祭「明治150年京都創生」というテーマに合わせた演目です。
武士のこころ、その周りにいる人たちのこころをお楽しみいただきたいと思います。
ぜひお運びくださいませ。
お待ち申し上げます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年9月19日 記 |
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■ 2018年7月1日 嵐山鵜飼川開き式典場 |
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今年も嵐山の川開きが無事に執り行われ、嵐山に夏がきました。
今年から神事は、野宮神社宮司懸野直樹様になりました。
風の強い日でしたが、雨も降らず暑い夏のスタートです。
嵐山通船((株))の湯川直樹社長のご挨拶から、鵜の病気などで今回ご苦労されての式典開催だったことを知りました。
恒例の式典ですが、当たり前ではなく開催できたことに、改めて有難さを深く感じました。
来年は、嵐山で全国鵜飼サミットが開催されます。
日本の各地の美しい川・鵜飼に関わっておられる方が、京都嵐山に集まられる素晴らしい機会です。
鵜と鵜匠の皆さま、船頭の皆さまのご健康を願い、ご盛会をお祈り申し上げます。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年7月5日 記 |
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■ 2018年3月31日(土) 京都府庁観桜祭 『土の響きとイラストで楽しむ源氏物語』府庁旧本館旧議場 |
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寒くて蕾もふくらんでなかった昨年とは違い、暖かな日が続き、何とか桜も残ってくれている観桜祭になりました。
今年は、毎年観桜祭・観芸祭で作品を展示発表なさっているイラストレーターのながたみどりさんとコラボしました。
ながたみどりさんは、京都の風景や京都にまつわる人物を独自のイラストタッチで描いておられます。
わたくしは、同じようなモチーフで音楽を作っているので、一度映像と演奏を一緒にやろうということになりました。
今回は、10年前にそれぞれが作っていた「源氏物語」をテーマにしました。
54帖全ての場面を描いておられ、一場面一場面に特徴があります。
制作にはずいぶんご苦労があったのではないかと想像しています。
今回は初めてのことでしたが、また違うテーマでも作品を見て、聴いて楽しんでいただく機会を作って行きたいと思います。
お越しいただきました皆さま、お世話になりました府庁の関係者の皆さま、ありがとうございます。
(山口県や愛知県からお越しくださいました遠方の皆さま、本当に嬉しく思っております。)
ながたみどりさん、映像でご協力頂きました飯田和子さん、スタッフでお手伝いくださった朱里ちゃん、音響でお世話になりました福井さん、新しい試みができ、楽しい一日になりましたことに感謝しています。
本当にありがとうございます。
今後良い形に発展できますよう、願っています。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年4月2日 記 |
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■ 2018年3月17日(土)考古資料館 オカリナコンサート&館長トーク |
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4年ぶりに考古資料館で演奏させていただきました。
前田義明館長、高橋潔副館長、パーカッション・ギターの福井秀彦氏とわたくしが出演者です。
今回の考古資料館の展示テーマは「旧石器~古墳時代」で、このコンサートのために「縄文」という曲を作りました。
わたくしなりに縄文時代を調べ、頭の中に描いた風景を音にしてできた曲です。
今まで土をモチーフにいろいろ曲を作りましたので、その中で「縄文」をどのように表わしたらよいのか、イメージを固めるのに時間をかけました。
わたくしの中では土のイメージが強い時代で、そこに風や山などが重なった音にしました。
面白い(ちょっと変な!?)曲になりましたが…今回の新曲発表です。
一部の初めは、前田館長のトークで、発掘された楽器のお話しをしてくださり、興味深く聞きました。
最初に聞いた楽器は琴の前身、板に弦を張ったものでした。
そして、オカリナの先祖になるような土笛のお話。
中国の塤(シュン・日本ではケン)という楽器は知っていましたが、日本でも発掘されていて弥生時代のものということです。
このことはわたくしたちにも係わる内容で、嬉しいことを教わったと思っています。
また実際に、前田館長がご自身で作られた陶塤を見せてくださいました。
この陶塤をお借りして、「縄文」のイントロで福井氏に使っていただきました。
後からわたくしも吹かせていただきましたが、なかなか良い音は出ませんでした。
(さすが福井さん!です。塤はオカリナとは構造が違うとのことでした。)
二部では、考古資料館が旧西陣織物館ということで、大正と西陣をテーマに演奏いたしました。
皆さまのご存知の曲をたくさん演奏して、一部とは違いリラックスしていただきました。
最後には質問の時間も作って、直接お客様から質問や感想をお聞かせいただき、楽しいひと時になりました。
お越しくださいました皆さま、楽しい時間をご一緒していただきありがとうございます。
前田館長、高橋副館長を始め、考古資料館のスタッフの皆さま、お世話になり感謝しております。
次回がありますことを願っております。
古の人々に感謝を込めて・・・
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ocarina奏者 鈴江 先子 2018年3月18日 記 |
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■ 2017年11月23日(木・祝)25日(土) 『田中千鳥生誕百年 母古代子生誕百二十年記念イベント』 |
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田中千鳥の県外応援団が、千鳥が生まれた鳥取で企画したイベントです。
今年夏に『千鳥百年』というドキュメント映画をプロデュースされた、山田哲夫氏と行って参りました。
映画の上映、オカリナで届ける千鳥への想いということで、23日は鳥取市、25日は千鳥の地元けたか町浜村でした。
鳥取でも、田中千鳥はあまり知られておらず、わたくしたちの思いをこころから伝えて参りました。
当初予定してなかった山田氏とのトークをすることになり、ゆっくりお話することができました。
わたくしは、鳥取へは家族旅行で行ったことがありますが、知人が一人もおりませんので、
せっかくの機会に鳥取で告知してご案内することができず、本当に残念に思っていました。
ですが、一番新しくレッスンを始めてくださった方のお里が鳥取で、お知らせしてくださり義理のお姉さまがお運びくださいました。
本当に嬉しく、会場から感想などもお聞かせいただき、本当に有難く思っております。
この機会から、新しいご縁がつながったことに感謝しています。
地元の新聞でも取材していただきました。
少しでも多くの方に、これから千鳥の詩が読まれることを願っています。
http://www.nnn.co.jp/news/171124/20171124034.html
鳥取市のわらべ館へお運びいただきました皆さま、けたか町浜村の皆さま、ありがとうございます。
またお目にかかりに参りたいと思います。
24日の朝に、千鳥が歩いていたと思われる場所を通り、千鳥の詩にも出てくる海まで行きました。
急に足場が砂になり、小さなトンネルを抜けると目の前には白い波がたつ海が広がりました。
この海を見ることができ、本当に来て良かったと実感した瞬間でした。
映画の上映を各地でしたいと、山田哲夫氏は今後の計画を立てておられます。
皆さまに、次回はぜひお運びいただきますよう、お願い申し上げます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2017年12月4日 記 |
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■ 2017年11月12日(日) 北野天満宮 紅梅殿 奉納演奏 |
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今年はもみじ苑ライトアップが始まった最初の日曜日に、ご奉納演奏させていただきました。
少し早い時期の演奏で、例年ほど寒くはなかったのですが、お庭のお客様は冷えられたのではないかと思います。
寒い中をお聞きいただきまして、ありがとうございます。
北野天満宮の境内に飛んでゆくように感じる音に、毎年心洗われる思いです。
このような機会をいただいていることに、改めて感謝しながら演奏いたしました。
今年は後日改めて伺い、ご奉納演奏でお世話になりました権禰宜上嶌さんに宝物殿ともみじ苑をご案内していただきました。
何年かぶりで、ゆっくり紙屋川のもみじを楽しみました。
きれいに整備されて、御本殿も横から眺められるようになっていて、初めての風景でした。
上嶌さん、ありがとうございます。
また宝物殿は、宝物殿特別展「国宝 北野天神縁起絵巻と宝刀展Ⅷ」の期間でした。
国宝の絵巻や宝刀で「髭切」(鬼切丸)などを見せていただきました。
ブームになっているため、若い女性がたくさん来ておられることに驚きました。
どのような形でも、若い世代が日本の文化に関心を持ち、「ほんまもん」を見に足を運ばれるのは大事なことだと思います。
今年もご奉納演奏をさせていただき、大事なご縁を戴きました。
心から感謝申し上げます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2017年12月4日 記 |
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■ 2017年11月5日(日) お茶の京都博エリアイベント『カブキモノ茶宴』久御山町役場 |
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利休の黄金の茶室が置かれた久御山町役場でのイベントでした。
最初に、2年前堺でのライブのために作った『利休』という曲を演奏いたしました。
10月21日は、お茶の京都博の宇治茶博@文化で、宇治川での演奏予定でしたが台風で中止になりました。
関係者の皆さまは、大変な準備を進めておられてましたので、残念なことでした。
黄金の茶室は、宇治茶博@文化でも一坪茶室としてご披露される予定でしたのが、それもできず本当に残念です。
一坪茶室では、抽選で実際にお茶室でお茶をいただけることになっていて、わたくしも演奏が終わってから戴きました。
外から見る茶室は、とても斬新なデザインですが、中に入ってみると不思議に落ち着いた空間になっていました。
お点前を頂戴し、ゆっくりお話を伺って、静かで楽しいひとときを味わわせていただきました。
この一坪茶室は、東京大学川添研究室とものづくりのまち久御山の技術の素材と一緒に行政との連携で作られたもので、
素晴らしい成果を茶室に結集されていました。
信貴町長、中村副町長、川添先生にいろいろお話をお聞きしました。
この貴重な茶室を別の場所で多くの方々に体験していただけたらと思います。
お茶をいろいろな角度から味わい感じてくださることから、それぞれの関わりの中で、又日本茶の価値が生まれる気がいたします。
日本の大切な文化を、日本人として日常生活の中で伝えて行きたいと思います。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2017年12月4日 記 |
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■ 2017年10月29日(日) 京都府庁観芸祭『鈴江先子 のかたりしらべ vol.3』府庁旧議場 |
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朗読工房大橋文江先生との「かたりしらべ」が、三回目になりました。
静かな旧議場で朗読をお聞きいただける、貴重な機会になっています。
雨の日でしたが、長野や横浜、東京からと遠方の知人がお越しくださり、本当に嬉しい日でした。
皆さま、遠いところ雨の中をお運びいただき、ありがとうございます。
雨のおかげでr「かたりしらべ」をお楽しみいただくのに相応しい、とても静かな良い時間になりました。
今年は山本周五郎作「人情武士道」でした。
来年の観芸祭もまた楽しみにしていただけますよう、取り組んで参ります。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2017年12月4日 記 |
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■ 2017年10月28日(土) 京都府庁観芸祭『鈴江先子と Aria の仲間たち 秋のオカリナコンサート vol.5』府庁旧議場 |
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今年もレッスン生の皆さんと、観芸祭でコンサートをさせていただきました。
会場の旧議場は、本当に落ち着いた雰囲気の場所で、普段座ることができない議席が客席です。
お越しくださるお客様にも喜んでいただける嬉しい場所で、今年も演奏させていただけ有難いです。
今年は初めての出演の方もあり、14名が演奏しました。
準備期間も含めて、皆さんが大きな一歩になり、次へどのように進んでくださるかが楽しみです。
会場いっぱいにお越しいただきました皆さま、ありがとうございます。
府庁関係者の皆さま、お世話になり感謝申し上げます。 |
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ocarina奏者 鈴江 先子 2017年12月4日 記 |
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■ 2017年7月17日(月・祝) 鈴江先子音楽活動35年記念コンサート ~時空を翔けて~ |
一年前2016年7月17日に、京都府立文化芸術会館の予約が決定し、コンサートが確定しました。
この日から、わたくしの準備が本格的に始まりました。
京都からずっと発信し続けてきて、祇園祭山鉾巡行後の清められた街で演奏できることを、幸せに思いました。
この一年間は、今まで取り組んできた活動を報告するために、改めて自分自身のことを見直す貴重な一年になりました。
35年の中で、わたくしは一つの取り組みを実現する毎に、どなたかの大きな力をお借りしてきました。
この一年の準備期間の中で、そのことの一つ一つを改めて思い返すことができました。
有難い思い、感謝しかない、と再確認しました。
その感謝をお伝えすることと、今まで取り組ませていただいてきた活動をご報告するために演奏すると決めました。
そのためには、今までわたくしの演奏に関わってくださったアーティストの方にご出演していただかなくてはならず、
わたくしがオファーした皆さんは、快諾してくださいました。
このことは、スタート時点でわたくしの大きな力になりました。
スタッフの方、ゲストの方、わたくしが望んだメンバーでコンサートができる!と、本当に嬉しい気持ちでした。
一年の準備期間は長いようですが、準備することが多くて瞬く間の一年でした。
ご協賛を始め、多くのご協力と応援の中で、わたくしがやりたかった企画を実現させていただきました。
長い間応援していただいております、(株)ファルコホールディングス様・大八木循環器内科医院様・朗読公房様・
京都堀川ライオンズクラブ様、そして今回ご協賛くださいました(株)大久保自動車教習所様、皆さまのご協賛の
おかげさまで、考えていた企画を最後まで諦めず、コンサートを作ることができました。
感謝申し上げます。
そして、当日お越しくださいました皆さまの温かなお心で、会場を和やかにしていただきました。
その会場へ、音が広がってゆくのを楽しみながら演奏いたしました。
暑い中お運びいただきました皆さま、本当にありがとうございます。
遠くからも来ていただき、また長い間お目にかかれなかった方にもお越しいただき、大変嬉しく有難く思っております。
(大阪、福井、兵庫、山口、神奈川、岐阜、長野、東京各地からありがとうございます。)
演奏をご一緒していただきましたゲストの皆さま、準備期間から本当に楽しませていただきました。
室野摩母衣さん(Vn)と細辻秀美さん(Vc)とは、室内楽のような心地よい音づくりをさせていただき、喜んでいます。
何度もご一緒している松尾佳世子さんとの「かたりしらべ」は、どんどん息が合い楽しくなってきています。
今年は、まだまだたくさんのステージがあり、楽しみがいっぱいです。
筑前琵琶の川村旭芳さんとは本当に久しぶりの演奏で、とても楽しみでしたが、思った以上に多くの方に喜んで
いただけたことがとても嬉しいです。
普段演奏している曲も、新しく琵琶語りが入り、イメージがより膨らんで楽しんでいただけたのではないかと思います。
パーカッションの福井秀彦さんといつもは二人で演奏する「お茶壺道中」ですが、川村さんのご希望で今回の琵琶語り
バージョンが生まれました!なかなか面白い仕上がりになり、わたくしも川村さんも気に入っています♪
そしてウードの常味裕司さんのソロが始まったとたん、会場がアラブの空気に変わりました。
心に届く何とも言えない響きに、不思議な感覚が残ります。
なぜか日本人はアラブの音楽に馴染みやすいように思いますが、常味さんのお人柄が音になっているのだ
と、強く感じます。
古典曲の切ないような美しいメロディに乗せて、オリエンタルダンス(ベリーダンス)のスーランさんの舞踊が独特の
ステージを作り出してくださいました。
リズムに乗せての舞踊が普通だそうで、メロディだけでのダンスは初めてだったそうです。
リズムが前に出ない音の流れの中で、ダンスの動きに合わせた布の動きが美しかったです。
最後の曲は、わたくしの【土響】シリーズのテーマ曲「土への祈り」でした。
この曲は福井秀彦さんのギターがあって成り立つ曲ですので、今回パーカッションでのご出演でしたが、この一曲は
ギター演奏をお願いしました。
福井さんと常味さんの盛り上がってゆく演奏の中で、わたくしはワクワクしながら演奏していました。
こんな楽しい感覚で演奏が終われたことに、ただただ感謝しております。
ゲストの皆さま、本当にありがとうございます。
アンコールでは、祇園祭のコンチキチンとアラブのリズムが同じことから、皆さまと一緒に村祭で盛り上がり、
楽しいひとときを会場の皆さまとご一緒できました。
滝本二郎舞台監督、福井秀彦音楽監督、照明の後藤綾平さん、音響の中山聡さん、アシスタントの皆さん、文化芸術会館の皆さん、受付や物販のスタッフの皆さんがいてくださって、コンサートが無事に成功いたしました。
最後まで本当にありがとうございます。
このように多くの皆さまのお力で、作ることができたコンサートです。
このコンサートの内容は、全てこれからも続けてゆく取り組みで、活動の通過点としてのご報告です。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
これからも土の響きに想いを乗せて、伝えて参ります。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2017年7月23日 記 |
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■ 2017年7月1日 嵐山鵜飼川開き |
嵐山の川開き式典が行われました。
式典のお手伝いを始めて、6年目になりました。
青空の広がるお天気の心配がない日で、最後に雨が少し降りましたが、無事に式典が終わりました。
9月23日までの期間多くの方々が、嵐山にお越しになることだと思います。
今年は、嵐山で初の女性鵜匠さん(しかも外国の方です!)がデビューされる日でした。
五か国語がお話になれるそうで、世界中から観光に来られる大人気の京都嵐山ならでは!素晴らしいことと思います。
来年の全国鵜飼サミットは、嵐山に決定したそうです。
今から来年も楽しみです♪
緑の美しい嵐山で、涼しい風を感じながら、暑い暑い京都の夏を楽しんでくださいませ。
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ocarina奏者 鈴江 先子 2017年7月2日 記 |
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■ 2017年6月19日 京都府開庁記念日記念式典 |
149年前に京都府が開庁されたました。
6月19日は記念日として、毎年式典で表彰式をされています。
今年の京都は、「もう一つの京都・お茶の京都」の年です。
わたくしの活動の一つ、お茶をテーマにした楽曲を式典のオープニングでご披露いたしました。
今年はお茶の曲を、今まで以上に演奏する機会が多くなると思います。
その中でも、京都府の大事な式典で演奏させていただけたことは、大変有難い機会でした。
宇治茶が、香りや味わう空間や背景の歴史などを含めて、世界に広がるよう願っています。
京都発信の大切な思いを乗せて、演奏して参りたいと思います。
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ocarina 奏者 鈴江先子 2017年6月20日 記 |
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■ 2017年6月9日(金) 宇治市高齢者教室講座 小倉 蓮の実教室 「土の響きに想いを込めて」 |
宇治市の高齢者教室の講師で、2時間の講座を受け持ちました。
宇治市では、4公民館で地域の方々のための高齢者教室があり、年間を通して毎月いろいろな専門分野の講師の講座があります。
4年前にもお伺いしており、前回とは違う楽しさを味わって頂きたいと思い、いろいろ内容を考えましたが、
参加者の多くが初めてわたくしの演奏をお聞きくださる方で、とても嬉しいことでした。
ですがそれ以上に、4年前から高齢者教室に参加されてる方が何人かおられて、お元気でいらっしゃることが嬉しかったです。
オカリナ演奏だけでなく、前回もご一緒していただいた朗読工房の松尾佳世子さんとの「かたりしらべ」をお聞きいただきました。
地元宇治に大きく関わる「お茶」は、「かたりしらべ」の大事なテーマで、いろんな場所で発表しています。
今回は高齢者教室に合った主人公に置き換えて、お話を手直しして松尾さんに語っていただきました。
また、わたくしのオリジナル曲をより深くイメージしていただこうと思い、『八十八夜』のオリジナルDVDも見ていただきました。
松尾さんの朗読はいつも大好評なので、今回は短いお話をたくさん組み込みました。
おばあちゃんをテーマにしたお話では、実際同じような体験をしたと感想をお伝えくださった方もおいでになり、
身近に感じていただいたり、気楽な民話や今活動中の『田中千鳥』の詩もお聞きいただきました。
今年の京都は、『お茶の京都』です。
宇治の皆さまに、お茶の曲をご披露できる機会をいただき、わたくしの活動を広く知っていただくことができ、
本当に有難く思っています。
蓮の実教室の皆さま、特に運営委員の皆さまには大変お世話になり、ありがとうございます。
また、佐藤政紀館長と松崎安英先生には、事前準備から当日まで本当にお世話さまでした。
感謝申し上げます。
秋と新春にかけて続くあとの3講座も、皆さまと一緒に楽しめる講座にしたいと思います。
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ocarina 奏者 鈴江先子 2017年6月18日 記 |
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■ 2017年4月15日(土) 京都府庁 旧議場土曜講座 オープニング演奏 |
府庁旧議場での月一回の土曜講座は、今日が今年度の第一回目で、オープニング演奏いたしました。
先日終了した観桜祭では見られなかった桜が、美しい姿で迎えてくれました。
風の強い時にははらはらと舞う花びらが、いろいろな想いを呼び起こしてくれる嬉しい日になりました。
今年の京都府『もう一つの京都』は『お茶の京都』で、土曜講座も今年一年はお茶に関連した講演内容です。
『お茶』はわたくしの活動テーマの一つで、今回のオープニングは、お茶や宇治にまつわる曲を演奏しました。
今日は立命館大学講師の寺村安道先生のお話で、近代の歴史から見た茶業に関する実態をお聞きしました。
毎日飲んでいるお茶が、どのような状況の中で現在につながってきたのかを、お茶そのものとは違う分野から教えていただきました。
5月以降も興味深い講演内容となっています。
皆さま、ぜひ土曜講座にご参加になり、落ち着いた会場の旧本館旧議場にお運びくださいませ。
『お茶の京都』としての一年を、皆さまと共に盛り上げて参りたいと思います。
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ocarina 奏者 鈴江先子 2017年4月17日 記 |
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■ 2017年3月26日(日) 京都府庁観桜祭 鈴江先子のオカリナ花時コンサート vol.2 ~ |
今年は寒い日が続き、全く桜の花が見られない寂しい観桜祭になってしまいました。
桜の木は小さなつぼみがついているものの、まだ膨らむのもずいぶん日が要るような様子です。
そうれでも旧議場にはたくさんのお客様がお越しくださり、有難いことでした。
皆さま、少し寒い中お運び頂きありがとうございます。
今年のコンサートは盛りだくさんで、観芸祭でご披露した「かたりしらべ」で松尾佳世子さん、特別出演の三線奏者の板倉茂樹氏、パーカッションの福井秀彦氏、アンサンブルで
Ariaオカリナスタジオ (岩瀬静子さん、奥村康子さん、倉田圭子さん、小畠孝代さん、西村須賀子さん)五人の演奏をお聞きいただきました。
三線の響きが旧議場に広がったのは初めてのことではないでしょうか。
心に優しく響く三線は、お聞きいただいた皆さまに大好評でした。
板倉さん、お疲れさまでした!ありがとうございます。
また皆さまにお届けできれば・・と思います。
来年の観桜祭の桜を楽しみにしています。
この旧議場では、月に一回土曜講座があり、今年度の講演内容は『お茶の京都』がテーマです。
第一回目4月15日(土) では、講演の前にオープニングでオカリナ演奏させていただきます。
よろしければ、土曜講座にご予約して聞きにいらしてくださいませ。
講師は寺村安道先生、『お茶が語る日本と京都の近代』がテーマです。
お待ちしております。
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ocarina 奏者 鈴江先子 2017年4月2日 記 |
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■ 2016年12月23日(金・祝) 千本ゑんま堂 ご奉納演奏 ~京都から初 「童観音」に届ける土の響き~ |
今年の夏に知った『田中千鳥』のこと。
『田中千鳥』は、7歳半で亡くなり 来年が生誕百年になる 詩を書いていた少女です。
初めて読んで、この詩の世界にわたくしのオカリナの音を重ねたいと思いました。
そして、『田中千鳥』生誕百年にこの少女の詩の映画を作ろうとされている映画監督山田哲夫氏に
お目にかかり、わたくしの思いをお伝えし、詩に自由に音を重ねて発表する承諾をいただきました。
この取り組みは、今年の京都府庁観芸祭で発表しましたが、
早逝した『田中千鳥』の世界を表現するには、「童観音」へのご奉納に意味があると考えました。
ご相談した千本ゑんま堂の庵主さま(戸田妙昭ご住職)は、「長い時間をかけて田中千鳥さんを閻魔様のところへ
届けて頂けた」と喜んでくださり、今日のご奉納になりました。
『田中千鳥』のことを 「童観音」にご奉納するために「彗星のように」という曲を作りました。
この曲は、わたくしがこの日に届けるための大事な一曲でした。
雨が降ってきて、小降りになった時に庵主さまの鈴に導いていただき「童観音」の所へ行き、「彗星のように」を
演奏いたしました。
この時間は静かな何とも言えない時間でした。
その後、ご本堂前で松尾佳世子さんの朗読とオカリナで、『田中千鳥』の「かたりしらべ」とオカリナ演奏を
お聞きいただきました。
「かたりしらべ」は、わたくしのオカリナと朗読で作るオリジナルの世界です。
『田中千鳥』の詩は、6歳7歳の言葉とは思えないくらい、言葉に豊かなものを感じます。
その言葉のイメージに合うオカリナの音を作りたいと思っています。
来年の生誕百年には、『田中千鳥』の世界が広がりますことを願って、これからも活動いたします。
この日は千本ゑんま堂の小野篁忌で、たくさんの方がお出でになりました。
ご法要は、九州からお越しの後藤覚善ご住職とご一緒にされました。
ご本堂前にいっぱいお集まりいただきました皆さま、寒い中お聞きいただきありがとうございます。
お二人のご住職には、大変お世話になり感謝申し上げます。
取材に来てくださいました記者の方々にも感謝申し上げます。
音響の福井秀彦さん、ありがとうございます。
朗読の松尾佳世子さん、第一歩進みました!お疲れさまでした♪ |
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年12月27日 記 |
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■ 2016年11月7日(月)『子どものためのお茶会(おちゃえ)』宇治市 こざくら幼稚園 |
わたくしが昨年始めたお茶会(おちゃえ)の、子ども向けを以前から企画しておりました。
日本のお茶を知って味わうこと、土の響きオカリナの音楽を一緒に楽しみ、みんなで良い時間を過ごすことがお茶会の意味合いです。
今回は初めての『子どものためのお茶会(おちゃえ)』で、こざくら幼稚園のご理解とご協力の下で実現しました。
1.オカリナの響きを聞いて、音楽を楽しむ。
2.宇治茶に因んだお話を、音楽と共に聞く。(オリジナルの「かたりしらべ」です。)
3.オカリナに合わせて歌を歌う。
4.実際にお茶を淹れる様子を見て、日本茶の色や香りを知り茶団子とお茶を味わう。
このような内容が子どものためのお茶会です。
こざくら幼稚園の保育の方針の中で、お茶会をご理解いただき取り入れていただけたことに感謝しています。
あとから戴いたご報告で、お茶会(おちゃえ)の午後からの保育では、紙や粘土などでオカリナを作ったりして、
各担任の先生方が午前のお茶会の時間をより深めてくださったそうです。
皆で一緒に過ごした楽しい時間だけでなく、その後に、子どもたちが感じたことをさらに発展させた保育に
つなげていただけたことは、思いがけない嬉しいことで本当に有難いです。
小さな子どもたちが、日本のお茶を知って日常生活の中にあるものと思ってくれたら・・と願っています。
意味をご理解いただきご協力いただいて開催できるもので、日本の文化を伝えるものの一つとして発展していけるように続けて行きます。
お茶会(おちゃえ)は、パーカッションの福井秀彦さんと朗読の松尾佳世子さんなしでは成り立ちません。
お二人には、心からのお礼を申し上げます。
スタートしたばかりですので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
こざくら幼稚園園長松井明恵先生、松井千代栄事務長にも感謝申し上げます。
ご協力いただきました各担任の先生方、ありがとうございます。
かわいらしい元気いっぱいのちびっこの皆さんと過ごした、楽しい一日でした♪ |
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年11月12日 記 |
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■ 2016年11月6日(日)護王神社 御遷座130年奉祝祭 |
護王神社の宮司文室隆紀さま、禰宜本郷貴弘さまとのご縁から、神賑ご奉納演奏をさせていただきました。
午前中は御本殿で、御遷座130年奉祝祭と記念式典に参列させていただきました。
奉祝祭での玉串拝礼の後、拝殿で午後1時~と3時~の二回演奏いたしました。
今回の演奏は護王神社からご要望があり、所縁の曲を二曲ご披露することになっていました。
文室隆紀宮司作曲『広虫姫頌徳歌』と古関裕而作曲『和気清麿公を讃ふ』です。
どちらも意味のある大切な曲で、オカリナで出来るだけメロディーの良さが出るように・・と演奏いたしました。
初演奏二曲を、多くの方にお聞きいただけて本当に嬉しく思っております。
いのししの神社、足腰の守護神の護王神社でご奉納させていただき、これからしっかり地に足をつけて演奏して参ります。
このご縁に心から感謝申し上げます。
お運びいただきました皆さま、寒い中お聞きいただきまして本当にありがとうございます。 |
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年11月12日 記 |
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■ 2016年11月4日 鈴江先子の「かたりしらべ」とオカリナライブvol.2 京都府庁旧本館旧議場 |
「かたりしらべ」とは、朗読とわたくしのオカリナを合わせたオリジナルの世界です。
朗読工房大橋文江先生と京都府庁第二回目の「かたりしらべ」で、もう一人朗読に松尾佳世子さん
打楽器に福井秀彦さんにご出演いただきました。
「京都府庁から京都の文化の発信」が今年の観芸祭のテーマです。
メインの演目は京都を舞台にした『待ちぼうけ』で、このお話は大橋文江先生の大阪公演でも
ご一緒させていただいています。
京都と大阪のお客様の聞き方(受けかた)が違って、面白いなぁと感じました。
『こがねの舟』との2作品を朗読していただき、オカリナと打楽器でお聞きいただきました。
そして今回わたくしが初めて発表した演目は、「かたりしらべ」での『田中千鳥』の作品です。
『月』をテーマにした4作品を、松尾佳世子さんに朗読していただきました。
田中千鳥を知っていただくために、これから「かたりしらべ」でお伝えして参ります。
どうぞご覧くださいませ。
昨年の正庁とは違った味わいの会場で、ゆっくりとお聞きいただけたと思います。
秋が深まってゆく京都の、静かなひと時でした。
皆さま、お越しいただきありがとうございます。
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年11月12日 記 |
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■ 2016年11月3日(木・祝)『鈴江先子と Aria の仲間たち 秋のオカリナコンサート vol.4』京都府庁旧本館旧議場 |
今年で4回目を迎えました Aria の仲間たち秋のオカリナコンサートです。
旧本館の建物にしっくりくるオカリナの音色で、旧議場では二回目となりました。
今年はメンバーが13名、初参加の方もご自身の個性の生きる、良い演奏をしてくださいました。
このコンサートは、ソロ演奏だけでなく、アンサンブルや息の合ったデュオなどもお聞きいただいています。
年々、合わせる気持ちが音に現れてきて、目指すハーモニーに近づいています。
本番で力を出し切ることは難しいですが、Ariaのメンバーの温かい心が伝わるように…と、いつも思っています。
満席で立ってくださっている方もあり、申し訳ありませんでしたが、
たくさんの方にお聞きいただけて、本当に有難く嬉しく思います。
これを機に、また良い音作りに励んでまいります
今年の観芸祭のテーマは「府庁旧本館から京都の文化の発信」でした。
テーマを意識した選曲や、皆さまに参加していただき「歌声」でご一緒しました。
会場は皆さまの歌で盛り上がりました♪
また、わたくしの活動の一つお茶をテーマに、オープニングでは松尾佳世子さんとの「かたりしらべ」で
『宇治茶~茶畑へお出かけ~』を発表し、最後はオリジナル曲『八十八夜』で終わりました。
朗読の松尾佳世子さん、パーカッションと音響の福井秀彦さん、お世話になりました。
来年も、観芸祭で演奏できますことを願っています。
皆さま、ありがとうございます。
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年11月08日 記 |
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■ 2016年7月17日(日)鈴江先子オカリナミニコンサート in 京都文化博物 |
祇園祭前祭り巡行の夜、少し街も落ち着きかけてきた時間に始まりました。
天井が高く広い文化博物館別館ホールの中は心地よく、お客様は会場一杯お入りくださいました。
お越し頂きました皆さま、本当にありがとうございます。
初めてわたくしの演奏をお聞きくださった方がたくさんいらして、ひとときをゆっくりお過ごし頂けたようです。
有難く嬉しいことです。
今回は大正ロマンをテーマに制作した新作CDの発表コンサートでしたので、いつもわたくしの演奏を聞きにお越しくださる皆さまにも、いつもと違う雰囲気を味わって頂けたと思います。
新作CD『浪漫』をどうぞよろしくお願い致します。
この夏は、京の七夕でも演奏致しますので、よろしければHPご案内情報をご覧頂きお運びくださいませ。
京都の夏はまだまだこれからです。
会場でお待ち申し上げます。 |
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年7月20日 記 |
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■ 2016年4月1日(金) 京都府庁観桜祭 旧本館 旧議場 |
今年の観桜祭は、雨でしっとり落ち着いた桜の風景になりました。
旧議場の修復完成のお披露目で、新しいシャンデリアと重厚なカーテンが華やかで、美しい静かな空間です。
今回初めて上がれた二階席は、観桜祭初め三日間だけ一般公開されましたが、特別の眺めなのでぜひご覧頂きたいです。
旧本館は明治37年に建てられ、当時活躍された作曲家やその頃に生まれた作曲家の作品を、今回の演奏曲に選びました。
そして観桜祭のテーマ「新たな息吹を感じて」を考えて、わたくしのオリジナル曲から『蘖HIKOBAE』なども演奏しました。
府庁の演奏は例年、福井秀彦氏にサポート演奏していただいてます。
今回はギター・パーカッションだけでなく、新しい楽器も演奏して会場を盛り上げてくださいました。
また、わたくしの教室 Aria オカリナスタジオから3名のレッスン生が参加し、アンサンブルを皆さまにお聞きいただきました。
大部久子さん、奥村康子さん、綿貫隆生さん、お疲れさまでした。
楽しかったですね♪
足元の悪い中お運びくださいましたお客様と共に、新しい旧議場で楽しいひとときをご一緒できましたことを、本当に嬉しく思っております。
お越しくださいました皆様に感謝申し上げます。
また観芸祭でお目にかかれますことを願っております。
ありがとうございます。 |
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年4月2日 記 |
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■ 2016年3月21日 『Aria オカリナスタジオ15周年記念コンサート
~土の響きを春風に乗せて~』 京都大学宇治キャンパス きはだホール |
Aria オカリナスタジオは15周年を迎え、レッスン生と共に企画したコンサートを終えました。
京都大学宇治キャンパスの 「きはだホール」という、素晴らしい場所で開催できたことを幸せに思います。
先ず、お越し頂きました皆さまにお礼申し上げます。
開場前から、沢山の方がホワイエでお待ちくださり、わたくしたちを応援してくださっている気がいたしました。
これは、本当に有難く嬉しいことでした。
開場から開演までの間に客席は満員となり、わたくしたちの大きな力になりました。
初めてアンサンブルを発表した10年前の Aria オカリナスタジオ5周年の時のことを思い出すと、今回のコンサートは
レッスン生の皆さんが素晴らしく成長された演奏だったと思います。
出演メンバー全員でアンサンブル『花』、わたくしのソロ『荒城の月』でスタートしました。
このオープニングで、春風を感じていただけたら・・とアンサンブルはハーモニーを大切に作ってきました。
一つ、10年前と今回と変わらないことがありました。
心を込めて演奏する『土の響き』には、心を打つものがあります。
そんな音が重なってできるハーモニーは、何にも代えられない感動を与えてくれます。
美しい響きは簡単には作れません。
演奏曲は、オカリナの響きを最大限に生かしたいという思いで、わたくしがアレンジしています。
これからも Aria らしい音づくりをみんなで目指したいと思います。
また、個々の演奏も 自分の求める音が表現できるようにして行きたいです。
それぞれが大きなステップアップの機会になった今回のコンサート。
応援して頂きましたメンバーのご家族を始め、ご友人や周りの皆さま、本当にありがとうございます。
これからも、温かく見守り応援してくださいませ。
そして今回のコンサートのサポートをして頂きました、舞台監督の滝本氏、ゲスト演奏の福井氏に改めて感謝申し上げます。
Aria オカリナスタジオを今後ともよろしくお願いいたします。
レッスン生の皆さん、お疲れさまでした。
このコンサートでわたくしに感動をくださった皆さんを、誇りに思います♪
ありがとうございます。 |
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年3月23日 記 |
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■ 2016年1月28 日(木)29日(土) 朗読工房 言の葉ライブ Vol.13 吹田メイシアター
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朗読工房の言の葉ライブに、2013年に引き続き出演させていただきました。
大橋文江先生とのご縁で、物語の世界を音で広げる楽しさを教えていただきました。
大橋先生はもちろんのこと、朗読工房の皆さまはそれぞれの個性の中で、物語をご自分の声や表現で楽しませてくださいます。
わたくしは本が好きで、活字が好きです。
行間から広がるものが、想像力を掻き立ててくれます。
でも自分が読むのではなく、聞く朗読は、そこに命が吹き込まれるような感じです。
声を聞くと、イメージするものをはっきり音にしやすくなります。
今回は、セリフが京言葉だったので、より強くそれを感じたのかもしれません。
音づくりは楽しい作業でした。
これで終わるのは残念なので、京都でもこのお話を大橋先生に語っていただく機会を作りたいと思っています。
楽しみにしていてくださいませ。
大橋先生、貴重な機会を戴きまして、本当にありがとうございます。
ご一緒させていただきました朗読工房の出演者・スタッフの皆さまお世話になりました。
そして、メイシアターの竹下さん・木下さん・金銅さん、大変お世話になり感謝しています。
楽しい二日間でした♪
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年2月7日 記 |
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■ 2016年1月5日(火)9日(土) 宇治市植物公園 『前田壽枝子おし花展オカリナコンサート』
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京都市内在住の前田壽枝子先生が、宇治市植物公園開園の一年目から第一回の押し花展をされ、今年20回目です。その20回を記念して、オカリナ演奏とのコラボをいたしました。
いくつか選んだ作品に関わるお話を前田先生にしていただき、その作品に合わせて選曲し演奏しました。前田先生の作品は、押し花というより、絵画の世界のように感じられるほど豊かな表現力があります。
見ていて、いろいろな想いが広がります。
わたくしのオリジナルの楽曲は、自然や風景をイメージしたものも多く、また物語性もあるので、作品に合わせてお聞きくださる皆さまにもイメージを膨らませていただきたいと思いながら演奏しました。
前田先生の作品の説明(作品の制作内容だけでなく、背景など)をお聞きすると、作品を鑑賞する目が変わります。
作品の奥にあるものまで、見える気がいたします。
初めてご覧になられた皆さまも、多くのことをお感じになったと思います。
楽しい二日間を過ごさせていただきました。
お運びいただきました皆さま、本当にありがとうございます。
宇治市植物公園の魚住さんには、大変お世話になりました。
ありがとうございます。
年明けに、心が豊かになる演奏の機会をいただけましたことを幸せに思います。
感謝申し上げます。
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ocarina 奏者 鈴江 先子 2016年1月15日 記 |
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